インターン生インタビュー 「面白いものを世界に広げたい」 念願の日本での就職を実現

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留学生として中国から来日し、2016年よりインターンシップとしてアブラカダブラで翻訳・メディア事業に従事、7月には念願だったゲームメーカーへ就職したSuさん。
「面白いものを作って、世界に広げたい、発信していきたい」と語る彼女に、来日したきっかけから日本での就職までのストーリーを伺いました。

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「新卒で採用するのは、あなたが初めてです」って(笑)

――6年前に日本に来られたということですが、きっかけは?

Su:日本のアニメとゲームとアイドルにハマったのがきっかけでしたね。こんな素敵なコンテンツを作る日本を自分の目で見てみたいなと思って、留学しました。

――知らない土地に戸惑いもあったと思うのですが、日本の第一印象はいかがでした?

Su:私、中国の田舎の出身だったので、高い建物ばっかりの東京にはびっくりしながらも感動しました(笑)。ただやっぱり、不安もすごくありましたね。中国にいたころは「私は日本語が話せる!」って思ってたんですけど、実はそんなことなくて。それこそ飛行機から降りて電話しようとしたら、電話ボックスの名前もわからないから電話もできない。ボディーランゲージを使って、なんとか……。
――言葉のハードルが特に大きかったんですね。

Su:そうですね、早くアルバイトを見つけないといけなかった時も住所すら言えず「その日本語だとちょっと……」と断られたので。「これはヤバイ」と感じ、日本語を少しでも話せるように努力をして、半年後やっとコンビニでバイトを始めることができて。そこからだんだんと日本語が上達して、フグ料理屋とか中華料理屋とか居酒屋とかのバイトもできるようになりました。

――飲食店ばかりですね(笑)。

Su:そうですね(笑)。その後にビックカメラの通訳をしていて、それがきっかけで、アブラカダブラでインターンシップをスタートしました。

――多言語でのメディア事業はいかがでしたか?

Su:今までやってきたのが体力系だったので、仕事内容が違いすぎてびっくりしました。でも経験がない私を優しくてサポートしてくださったので、すごく楽しかったです。最初、中国語への翻訳といえば「中国語と日本語を話せばいいだけじゃないか」と思っていたんですけど、実際やってみたら、全然違っていて。常に日本語も中国語も完璧でないといけないのはもちろんですが「どれだけユーザーに情報を伝えられるか」なんですよね。また、ただの情報だけをではなく、ユーモアも交えないといけないので、プレッシャーを感じていました(笑)。

――良い緊張感を感じられながら。

Su:あとは、ホウレンソウなどのビジネスマナーも教えていただいて。社会人としての経験がないので、すごくありがたかったです。例えば、12時出勤だったとしたら、少し早めにきて仕事の準備したほうが良いよとか。なので就活していた時も、面接一時間前には会社の周りをウロウロしていました(笑)。

――就活にもガッツリ影響があったんですね。

Su:そうですね。私はゲームメーカーに海外ブリッジングスタッフとして就職できたのも、アブラカダブラでのインターン経験があったからこそだと感じています。元々、新卒枠としてはプランナー、エンジニア、デザイナーの3つしかなく、海外ブリッジングスタッフは中途採用枠だったんですよ。でも多言語でのメディア事業での経験があったので、新卒でありながら特別に海外ブリッジングスタッフとして採用していただけました。面接の時には「新卒で採用するのは、あなたが初めてです」って(笑)。

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「エンタテインメントで人を喜ばせたい」という気持ちが強く

――そもそも、来日された時から日本での就職を考えられていたのでしょうか?

Su:最初はまったく考えていなかったですね(笑)。意識し始めたのが大学三年生の後半ぐらいからで。最初は自分の実力を試してみたいのもあり、色々なゲーム会社の説明会に行っていたら「面白いな、すごく魅力的だな、私もゲーム会社に入りたいな」と思うようになり、応募するも全滅で。負けず嫌いな私は「絶対にゲーム会社へ就職してやろう」と心に誓いました(笑)。それでも落ちたときは、毎回かなり凹みましたね……。

――それでも次に向けて奮い立たせないといけないわけですよね。

Su:そういった時は友達がすごく慰めてくれて、励ましてくれましたね。そんなみんなの応援にこたえたいって思うと、自然と前を向けて。あと、面接にはお母さんがくれたお守りに力をもらってました、身に着けてるとすごく心強いんですよ。
――周りの方たちに支えられたんですね。ちなみにカヨさんが思う、ご自身のアピールポイントはどういったところなんでしょう?

Su:「最後まで諦めずに、やり通す力です」。日本に来た当初は日本語が全然話せず、日本人と接することがすごく辛くて。大学一年生の時なんて、友達がいなくて「退学して国に帰ろうかな」って思うぐらい(笑)。それでも諦めたくなくて、できるだけ自分から話しかけるようにしたりして、普通に会話ができるようになったので。あ、あとは「礼儀正しい」とよく言われるので、そこも良いのかなって(笑)。

――経験は人を強くしますからね。

Su:なので、就活してすぐに内定もらえなかったのも、今となってはすごく良かったのかなって。

――何か明確な理由がそう思われているのでしょうか?

Su:就職活動を長く続けることで、きちんと自分のことを見直すことができたんですよね。就活を始めたころってボンヤリとゲーム会社に入りたいなぐらいだったのですが、続ける内に将来のビジョンがハッキリ見えてきました。本当に、私のやりたいことは「エンターテインメントで、人を喜ばせたい」。面白いものを作って、世界に広げたい、発信していきたいって。

――”海外ブリッジングスタッフ”として、具体的にどういったことをやっていこうと?

Su:私の入社したゲームメーカーは積極的に海外進出しようと考えているので、アブラカダブラで磨いたスキルをフルに活かしつつ「まずは海外の人にも遊んでもらえるように」です。”海外ブリッジングスタッフ”として、一人前になったら、運営のほうにも携わっていき、目標はプログラマー、デザイナー、プランナー、全部の業務ができるようになりたいですね! そのためには、自分の持ってるスキルをより磨きつつ、新しいことに挑戦していかないといけないなと。

――なるほど、それでは最後に、日本で就活している外国人に向けてアドバイスをお願いいたします。

Su:まずは自分のスキルの幅を広げ、スキルアップしていくことです。それと同時に、将来、何がやりたいのかを真剣に考えたほうが良いと思います。最初、私もボンヤリとしか考えられていなかったのですが、就活していく内に「エンタテインメントで人を喜ばせたい」という気持ちが強く出てきて。面接を受ける際も、そういったビジョンをきちんと伝えることができたから、内定をいただけたんじゃないかなと感じています。よく友達から「将来のビジョンが見えない」って相談されるんですけど、そこがわからないと会社も採用できないので、だからこそ自分の将来、何がやりたいのかをしっかりと考えましょう!

 

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Profile

中国福建省出身、2016年東洋大学卒業

趣味:ゲーム、乙女ゲーム、アニメ
好きなゲーム:『ときめきメモリアル Girl’s Side 3rd Story』、『AMNESIA』、『逆転裁判』シリーズ、『ダンガンロンパ』シリーズ

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